金利0%でのお借入れ

創業・副業

融資を受ける場合には金利を払うのが普通ですが、金利0%での借入制度が存在しています。

無金利なら助かる!

一刻も早く借りたい!

コロナウイルスの影響を受けている事業者が使える融資制度があるよ。

条件はあるけど審査に通れば3年間は利息0%でお金が借りられるよ。

・この記事は令和4年3月18日時点の情報を元に記載しています。

金利0%の融資概要

コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者の資金繰りを支援する為、政府系金融機関である日本政策金融公庫での融資では当初3年間の金利子引き下げや特別利子補給制度による実質無利子化の措置が設けられています。

利子補給を受ける事で利息相当分のお金が振り込まれるので実質金利0で融資を受ける事ができます。

昨年までは民間の金融機関でも同じように実質無利子の融資制度もありました。

日本政策金融公庫では今も継続して制度があります。

この融資制度の名前は「新型コロナウイルス感染症特別貸付」といいます。

申し込みの条件

法人でも個人事業主でも申し込めますが今回は小規模な個人事業主版の概要について説明します。

ここでの小規模企業者とは、卸・小売業、サービス業は「常時使用する従 業員が5名以下の企業」、それ以外の業種は「同20名以下の企業」をいいます。

一人で事業をされている個人事業主は小規模企業者です。

代表者がお父さんで奥さんのみが専従者として一緒に働かれているような場合も小規模企業者です。

該当するのは新型コロナウイルス感染症の影響を受けて一時的な業績悪化をきたし以下の①または②に該当する個人事業主です。

  1. 最近1ヵ月の売上高または過去6ヵ月の平均売上高が、前4年のいずれかの年の同期と比較して、5%以上減少していること
  2. 業歴が3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最 近1ヵ月の売上高または過去6ヵ月の平均売上高が、次のいずれかと比較して5%以上減少していること①過去3ヵ月(最近1ヵ月含む。)の平均売上高②令和元年 12 月の売上高③令和元年 10~12 月の平均売上高

上記条件に該当する小規模企業の個人事業主は金利が3年間0.9%減額された融資に申し込むことが出来ます。

設備資金、運転資金どちらでも申し込みはできます。

貸付期間は、運転資金15年以内、設備資金20年以内であれば好きな期間で申し込みができます。

5年以内の据え置き期間も申し込む事ができます。

仮に1年の据え置き期間を設定すれば当初1年間は元金の返済なしで0.9%減額された金利のみの支払いで良いことになります。

ただし、借入期間7年で申し込みをして据え置き期間を1年設定すると、元金の返済自体は7-1の6年で返済をおこなっていく事になります。

月々の返済負担を検討しながら設定するのがよろしいかと思います。

金利0っていったのに0.9%減額されるだけじゃないか!

だましたな!

だましたわけじゃないよ。

0.9%減額になる条件と残りの金利分補給を受けられる条件があるよ。

説明していくよ。

金利0%になる条件

ややこしいのですが、この新型「コロナウイルス感染症特別貸付」のみでは無金利になりません。

記載したようにあくまでも当初の3年間基準金利が-0.9%になるというだけです。

4年目からは金利が減額前のものに戻ります。

金利0%になる条件は以下の通りです。

小規模事業者中小企業者
個人要件なし売上高▲20%以上
法人売上高▲15%以上売上高▲20%以上

法人や中小企業者は、0.9%減額が受けられるかどうかで一回判定があります。

さらに売上が減少している場合に利子補給が受けられるという二段構えになっています。

売上が減っているからと3年間無利子になるとは限りません。

個人事業主で小規模事業者の場合は、前述の金利引き下げの要件に該当すれば、自動的に3年間無利子化になるという事です。

小規模事業者で個人事業主なら、最近1カ月の売上高が前4年のいずれかの年の同期と比較して5%以上減少していれば金利0%になるという事だね!

そういう事だよ。

そこの数字が該当しなくても過去6カ月の平均売上高で判定することもできるよ!

当然融資なので審査があります。

借入の限度額は6億円となっていますが、個人事業主で小規模事業者ならそこまでの資金が必要であるというケースはほぼないと思います。

まとめ

コロナウイルスの感染状況は落ち着いてきているとはいえ、いつ変異がおこり爆発的な感染拡大がおこるかわかりません。

事業内容によっては大幅に見直しを迫られている個人事業主の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

接触の機会を減らす為の設備投資や、他企業との差別化を図るために必要な機械の購入、売上が不安定な中で固定費をはらっていくための運転資金等さまざまな使い方ができます。

近くの自動車販売店は補助金と融資を活用し、ラーメンの自動販売機事業をスタートさせています。

後にも先にも金利負担0で事業性融資の借入ができるというのはないのではないでしょうか。

条件に該当し審査に通れば3年間は金利0%で借り入れができます。

条件はありますが今借りている利息付きの融資を金利0%へ借換えという事もできます。

行動しなければ何も変わりません。

相談するのはタダです。

50万円でも300万円でも相談にのってくれますのでお近くの日本政策金融公庫の支店へ相談されてみてはいかがでしょうか。

国の事業復活支援金はもちろんですが、各市区町村独自の支援金も用意されていると思います。

厳しい事業環境だとは思いますが新しい生活様式や消費者ニーズに応えていけるよう支援金、補助金、融資を有効活用しましょう。

金利0%で借りて、株を買って資産を増やすぞ!

あと欲しい時計もあるからそれも買おう!

手数料がかからない分絶対オトクだね!

そういった使い方はできないよ。

生活資金には使えないから注意してね!

ぴーん。

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がんばるあなたの明るい未来を応援しています!

本日もおつかれさまでした!

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